シロアリは水害後にやってくる!?対応はどうすればいいの?|シロアリ1番!
COLUMN
シロアリコラム
投稿日 2021.05.13 / 更新日 2023.03.22
シロアリ駆除
シロアリは水害後にやってくる!?対応はどうすればいいの?
WRITER
大学では昆虫類の研究に携わる。2007年テオリアハウスクリニックに新卒入社。これまで3000件を超える家屋の床下を調査。皇居内の施設や帝釈天といった重要文化財の蟻害調査も実施。大学の海外調査にも協力。しろあり防除施工士。白蟻専科研究室長。
YouTube:シロアリ駆除Channel
私たちの家は、時として予想していなかったアクシデントに巻き込まれることもあります。その代表例が「水害」です。
水害は家屋に甚大な被害をもたらしてしまいます。シロアリ1番!で所有していた建物も一度水害の被害にあったことがあるのですが、清掃のために非常に大変な思いをしました。
ところで、もし万が一あなたの建物が水害にあったとしたら、どんな対策を取ればいいのかパッと思い浮かぶでしょうか。もしそうでないのであれば、是非今回の記事に目を通してもらえたらなと思います。
水害が起きたとき、どんなことに気をつければいい?
もし水害が起きたとき、建物にはどんなリスクがあり、何を行うべきなのでしょうか。順番にご紹介します。
清潔にする
水害は衛生面で様々な悪影響を及ぼします。
- 水道の水
- 汚水槽から溢れた水
- 下水
など、様々な雑菌が混じった水が床下に溜まることになります。
時間の経過とともに水は自然に抜けていく場合が多いのですが、できる限りそれは避けるべきです。
抜けるまでに時間がかかりますし、その期間水はどんどん悪化していき更なる雑菌の繁殖やヘドロ化してしまい、非常に不衛生な環境となるからです。
それに、ずっと水が溜まった状態が続くと床下の湿度は常に100%の状態となることから
- 鉄骨部の劣化
- 断熱材の劣化
など、悪影響の連鎖にも繋がり良いことは一つもなく、水害が発生した後は速やかに水の排出、汚泥の排除など床下を清潔に保つための対策を行うべきです。
消毒を忘れずに
水害後の対策において重要な項目が「消毒」です。
いくら床下の汚水や汚泥を綺麗に取り除いたとしても雑菌までは取れません。
放っておくとそのうち菌の繁殖が進み、悪臭や建物への影響もさることながら不衛生な事から人体への悪影響も心配されます。
そのため、汚水・汚泥の排出後には必ず床下の消毒は忘れずに行うことが必須となりますので是非覚えておきましょう。
シロアリの対策工事
ひとたび水害が発生するとやるべきことが山積みとなり、嫌になってしまいます。
それでつい忘れてしまいがちなのが「シロアリ対策の再施工」です。
水害による浸水ともなると床下はほぼ全て水没しています。水害発生後は床下に処理したシロアリ施工は無かったものと考えるべきです。残念ながらもう一度再施工を施すほかありません。
これは元々シロアリの薬剤散布をしていない家でも同じです。
水の流入で床下の湿度はとても高くなっています。シロアリの好む環境が整えられていますので、一度予防施工の検討をおすすめします。
場合によっては湿気対策も
湿気対策は必須ではありませんが、浸水の影響から水害前と床下の状況が変わってしまうことがあります。
湿度調節のバランスが崩れたことにより、いつまで経っても湿気が取れないという状況となってしまった場合には
- 防湿シート処理
- 調湿材の使用
- 床下換気扇の設置
など、なんらかの湿気対策を検討する必要があるということは頭に入れておきましょう。
まとめ
今回は、もし家屋が水害の被害に遭ってしまった時の対策についてご紹介してきました。水害は事後処理が非常に面倒ですが、忘れてはいけないのがシロアリの対策です。そもそも水害に遭うということは元々の土地が湿気がたまりやすい立地である可能性が考えられます。
水害に遭ってしまった時点でとてもシロアリ被害のリスクが高い状態になっていますので、何かしら対策を取らないと更なるアクシデントに巻き込まれる可能性があります。忘れずにシロアリ対策も行うようにしましょう。
全員がしろあり防除施工士
社員の顔が見える安心力
強引な販売営業ナシ
全ての業務を自社社員で運営
「クリーンなイメージとしてのシロアリ防除業界のパイオニアであり続ける」。私たちシロアリ1番!は、安心で確実なシロアリ駆除・予防をご提供するため、お客様のことを第一に考えたサービス作りをします。点検・工事・お見積りのことなど、シロアリ対策でお困りの点がありましたらお気軽にご相談ください。
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