外壁に広範囲な被害が見つかった建物での駆除(三鷹市)|シロアリ1番!
CASE STUDY
駆除実績
2021.06.15
スタンダード
外壁に広範囲な被害が見つかった建物での駆除(三鷹市)
都道府県 | 東京都 |
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建物種別 | 木造 |
築年数 | --- |
施工場所 | 床下全面、外壁 |
施工内容 | シロアリ1番!スタンダード |
施工面積 | 約80㎡ |
概算費用 | 約200,000円 |
今回は三鷹市で行った駆除の事例を紹介します。
建物の外壁にシロアリの被害のようなものがあるとのことで無料点検のご相談をいただきました。調査では広範囲な腐朽やシロアリの被害を発見しました。
外壁部分への施工や、床下での薬剤散布の様子などをご紹介します。
外壁の木材に被害を発見
建物自体、かなりの年数が経過しているようでした。外周の調査を行ったところ、シロアリの被害を発見しましたが、被害はかなり広範囲に及んでいるようでした。
木材は年数を経るごとにシロアリの被害に遭うリスクがどんどん上がっていきます。腐朽した木材がシロアリを引き寄せるからです。もし万が一建物が被害にあってしまった時は、速やかに駆除のご依頼をされるのが一番です。なぜなら、放置するとシロアリの被害はますます進行する恐れがあるからです。
シロアリの被害が進行すると、その分建物の耐久性能は落ち、万が一の地震で倒壊するリスクが大きくなります。木材はボロボロになり見映えも悪くなります。
建物に長く住むにはシロアリの対策は必須条件なのです。
シロアリ駆除にお伺いさせていただき、被害に遭っている箇所に薬剤を注入しました。
床下での薬剤散布
シロアリ対策では床下での薬剤散布が必要不可欠な作業です。「被害に遭っている場所の駆除だけすればいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それでは不十分です。なぜならシロアリは土の下から侵入してくるからです。
シロアリの侵入を根元から防がないと、また建物の別の場所が食べられてしまうかもしれません。床下全面に液状の薬剤を散布し、バリアを作ることが大切です。
まずは木材の表面に防腐剤入りの薬剤を散布します。
続いて土壌全体に薬剤を散布します。「全面に散布しなくても、周りだけでいいんじゃないの?」と思うかもしれませんが、シロアリは「空中蟻道」という塔のような形の道を作って土の下から木材を狙うこともできます。全面に薬剤を散布することで安全な床下にすることができます。
床上での薬剤散布
最後に床上での薬剤散布を行います。シロアリの被害の有無に関わらず、薬剤散布を行わなければいけない場所があります。床下から薬剤を散布することができない場所です。
玄関部分などは建物の構造上、床下から薬剤が散布できません。しかしシロアリはとても小さい生き物なのでそのような場所を「抜け道」に使うことがあります。床上からしっかり薬剤を散布しておくことで、死角からのシロアリの侵入も防ぐことができます。
床上からの薬剤の散布はドリルで穴を開けて行います。表面はコンクリートですが、その奥は土になっていますので、そこに薬剤を注入するイメージで行います。薬剤の注入後は専用の補修剤で補修を行います。
以上が大まかな作業の流れになります。より詳しいシロアリの駆除の流れはこちらのページでも解説していますので、もし興味を持っていただいたようでしたらぜひご覧ください。
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