シロアリ被害とナミダタケが同時に発生していた事例（川崎区）｜シロアリ1番！

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駆除実績

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2024.10.12

スタンダード

シロアリ被害とナミダタケが同時に発生していた事例（川崎区）

都道府県	神奈川県
建物種別	木造
築年数	---
施工場所	部分施工（床下、被害箇所）
施工内容	シロアリ１番！スタンダード（液剤施工）
施工面積	---
概算費用	約100,000円(税込)

3年ほど前から羽アリが見られるようになり、今年5月には和室で羽アリが発生したためご相談をいただいた事例です。

無料調査では、建物全体の外周や被害箇所、床下の状態を把握します。外周のチェックでは、ガレージ内部にシロアリの侵入跡が見つかり、羽アリが発生していた和室周辺では、床上・床下の両方でシロアリによる被害が広がっていることが確認されました。

（写真）ガレージ内側の様子。蟻道が伸びている。

（写真）畳を外した様子。畳寄せと柱の根本に食害の痕が見える。

特に被害が大きかったのは床下で、シロアリによる食害と木材の腐朽が一部のエリアで同時に進行していることが確認されました。

床下の調査では、シロアリの蟻道（ぎどう）が確認され、さらに進行した箇所ではシロアリとともに腐朽菌も発見されました。ナミダタケと見られるこちらの腐朽菌は、湿気が多い環境に発生しやすく木材の強度を低下させるため、シロアリ被害をさらに拡大させる可能性があります。

（写真）◯で囲まれた部分がナミダタケの子実体。付近に蟻道も見える。

（写真）腐朽が進んでおり、木材内部が崩れやすくなっている。

駆除工事では、シロアリと腐朽菌の両方に効果のある薬剤を使用します。被害の広がっている部分には穿孔処理を行い、薬剤が木材の内部にまで行き渡るようにしました。

（写真）1ヶ月ほどで大きくなった子実体。

（写真）木材内外に薬剤が行き渡るように処理している。

今回のケースでは、羽アリの発生をきっかけに、シロアリによる被害と木材の腐朽が同時に進行していたことが確認されました。床下は建物全体を支える重要な場所です。シロアリ被害の早期発見と適切な対策が、建物の耐久性を守るために非常に重要になってきます。
住宅を長く安全に保つためには、定期的な点検を行うことで、シロアリや腐朽を未然に防ぐことが重要なポイントです。