外の木材から蟻道が発生していた事例（松伏町）｜シロアリ1番！

今回は外に木材を置いていたところ、蟻道が出来ていたためご依頼をいただいた事例についてご紹介します。

蟻道というのは、普段地中で生活しているシロアリが地表を移動するために作るトンネルです。主に土やシロアリの分泌物から作られており、風や日差しを避けるシロアリが建物へ侵入しているというサインでもあります。

写真1枚目の矢印の先に線のようなものが見えるでしょうか？この場所に木材が置かれており、そこから蟻道を伸ばして建物へ侵入しようとしていたことが分かります。シロアリによって木材が食害されていると、写真2枚目のように木目を残す形で穴が開くのが特徴的です。

こちらのお宅では玄関にもシロアリの食害痕が見受けられました。写真1枚目は床上から見た框部分、2枚目は床下から見た玄関の土台の部分になります。どちらも木目に沿った穴が開いているのが分かります。このような状態ですと触っただけで木材がぽろぽろと取れてしまうので、被害部が床を支える部材であれば床がふかふかしたり、写真1枚目のように穴が目立つようになってしまいます。

今回調査したところ、被害のある場所は玄関部分だけと分かりました。しかし、外にも蟻道ができていたことからシロアリが近くに生息している可能性が高いため、駆除と再侵入の予防ができるスタンダードプランでご依頼いただきました。

スタンダートプランでは、床下の木部と地面に液剤を処理していきます。また、被害のあった木部にはノズルの先端が入るくらいの穴をあけ、木材内部に薬剤が行き渡るよう処理します。（写真2枚目）

床上で被害があった場所は上からも薬剤を処理していきます。今回は玄関に被害があるため、玄関の框部分とドア枠に穴をあけて薬剤を処理しました。

また、タイルがある場所はその下をシロアリが通って侵入してくる可能性があるため、小さなを穴をあけて専用のノズルでタイル下へ薬剤処理を行います。今回は在来浴室のお宅だったため、浴室のタイル壁と玄関のタイル部分に薬剤を処理し、穴を補修して施工は完了しました。

施工後は、見えない作業でも納得の施工完了報告書を進呈します。
見えない作業だからこそ、お客様にご納得いただけるよう施工内容が見える充実の「施工完了報告書」を後日納品させていただきます。(※部分的な工事のときを除く)

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