窓枠で羽アリが発生した物件でのシロアリ駆除と束交換(東京都練馬区)|シロアリ1番!

CASE STUDY

駆除実績

2019.02.21

スタンダード

窓枠で羽アリが発生した物件でのシロアリ駆除と束交換(東京都練馬区)

都道府県 東京都
建物種別 鉄骨
築年数 約50年
施工場所 床下全面、建物外周ドア枠
施工内容 シロアリ1番!スタンダード
施工面積 約200㎡
概算費用 約500,000円

東京都練馬区でのシロアリ駆除施工の事例をご紹介します。窓枠の敷居で羽アリが発生したとの事で調査のご依頼をいただきました。

シロアリ駆除前の点検時の床下の様子

羽アリが発生した窓枠です。調査時にはガムテープでふさがれていましたが、小さな隙間から無数に飛び出してきたとの事でした。

床下から確認したところ、蟻道が見受けられました。床下側の基礎際にはシロアリが侵入した形跡である蟻道が存在しなかったため、侵入は建物の外側からであると考えられます。建物外周部の基礎の表面にはモルタルが塗られている事が多いですが、経年で表面のモルタルが剥離すると、モルタルと基礎の間にできた小さな隙間をシロアリに利用されてしまう事があります。シロアリの発生個所と原因を報告書としてお伝えし、駆除のご依頼をいただきました。

後日シロアリ駆除工事を実施

床下木部への薬剤散布

まずは床下で木部に対して薬剤散布を行います。シロアリの被害が発生していた木材には穿孔を行い、内側にも薬剤を注入しました。

シロアリの被害に遭っていない部分も何もしないでおくといずれシロアリの被害にあってしまうリスクがあります。大引きや土台など構造体全体に散布していきます。

被害が大きかった木束を鋼製束に交換

木部処理の際に、一部被害が発生していた束柱についても木製のものから新しい鋼製のものに交換をしました。

床下の土壌への薬剤散布

木部処理の後は土壌処理を行います。土壌面全体に散布を行います。

蟻道が見受けられた束石周りや基礎際にはその他の部分よりも多めに薬剤を散布しました。

床上からの穿孔注入

床下での薬剤散布後は床上から穿孔注入を行います。今回の物件は玄関が特殊な構造になっており穿孔が不要だったため、シロアリの被害が発生している箇所のみの穿孔となりました。羽アリが発生したドア枠の敷居をドリルで穿孔しました。また、その隣の立ち上がりの隙間からも薬剤注入を行いました。

建物外周部での薬剤散布

建物外周部の物入れの柱にもシロアリの被害が見受けられたので窓枠と同様に薬剤を注入しました。
薬剤の注入後は木栓で補修を行いました。シロアリは普段は人の目につかないところで活動しているので被害が進行していても中々気付きにくい傾向があります。定期的に薬剤散布を行いお建物をシロアリから守っていただくことをおすすめします。